愛媛県大洲市が認定した食品を集めた「大洲ええモンセレクション 東京商談会・お披露目会」(市主催)が22日、東京・日本橋の伊予銀行東京支店であった。素材や製法などにこだわる地元の9事業者と、首都圏の百貨店や外食、小売りなどのバイヤー17事業者が参加し、28品目を試食しながら商談や意見交換をした。
 市は市内で製造・加工された商品や収穫される農林水産物のうち、大洲らしさや技術、独自性など六つの基準をクリアした産品を地域を代表する商品として認定。販路拡大などを重点支援する取り組みを展開している。現在の認定は16事業者の39品目。
 首都圏での認定品披露会は初めてで、制度説明や事業者による商品紹介の後、バイヤーは試食して味を確認。担当者に商品の特長や価格、添加物の有無などを尋ねていた。